退院一年

思うこと

昨年、退院して…1年が経ちました。

退院日は2023年2月22日…猫の日…仏滅w
退院する1ヶ月前くらい?
「2月末あたり…都合の良い日でいいですよ」
と主治医から言われ…
2月の平日のほうが会計(入院費の精算)も面倒じゃないかな~なんて考えていたら…
リハビリの時間にOTが
「カンファレンスのときに未涼さんの退院日の話になって…先生(主治医)が
2月は大安が少ないなあって言ってたんですよ~」と教えてくれました。
「え?退院する日は大安がいいとかあるの??」
なんて言いながら笑ってたから…ではなく、曜日だったり色々な状況を考えたうえで
2月22日になり、たまたま仏滅になりました。
そんな日から1年が経って…

『今の状態になってから退院したかった』の一言に凝縮される気がします。。。

いきなり病気を発症して動けなくなり、自分がどうなってしまったのかもこれからどうなるかも分らないまま…入院してから知ったことが多すぎました。
退院するまでの間に、退院後にどうなるのかをもっと知っておきたかったな…と思います。
それは、制度のことだったり、リハビリの現状だったり…
そしてその状況の中で自分の身体の状態を理解してどうしていけばいいのかを退院前に考えられるようになっていたら…
不安になることも少なかったんじゃないかと思います。

特にリハビリに関しては…
退院するまでにほぼ元の状態になりました…なんて人はとても少ないです。
自分も、しっかり動けるまでにはなっていなかったし、まだまだリハビリが必要な状態でした。
退院後は入院中のように毎日リハビリを受けられるような状況ではないのは仕方ないとして…
どんなリハビリが自分に合っているのか、動けるようになるには自分の場合は何をしていけばいいのかが今は自分で考えられるようになったけど…
誰もが退院までにこの状態になれるようなリハビリを入院中に受けられたらいいなと思います。
そのためには回復期の病院に6ヶ月程度の入院じゃ難しいと思うけど。。。
だからといって、数年とか無期限にするなんてもっと難しいだろうけど。。。

でも、脳卒中当事者がどんどん若年化していて後遺症を抱えて社会復帰するのが難しい状態の人も増えている今、
入院に関わる医療制度も入院中のリハビリに関しても…早急に変化していくといいな。。。