新たなリハビリを始めてから1ヶ月が過ぎる頃…
この病気を発症してから1年が経っていました。
まだ足に上体の体重を乗せる感覚が微妙に身体が分かっていない感じがあって…
左足が後ろになるときに反張膝になる感じも時々ありました。
でも、横への体重移動がしっかり出来るようになってきたからか
膝がガクガクする感じや横にフラつくような感覚が減ってきていました。
この頃、一度だけ上体のリハビリを受けました…
上体のバランスが良くないことや、肩甲骨を上手く使えてない可能性があることを
指摘されたことがきっかけ。
腕を上げることは前からも横からも頭の上まで上げることはできていたのですが
少し肩に違和感がありました。
座った状態で腕を上げる動作を確認してもらうと…
上げようとする腕の逆のほうに体重が乗ってしまっていることが発覚。
上げようとするほうへ体重を乗ることを意識…
そっちのほうがラクに上げることができました。
座った状態で腕を上げることってなかったかも…
これも自分じゃ気づかないままだったんだろうな。。。
この頃のリハビリ時に、前に出した足の上に体重を乗せていく動作をしたとき
右足が前の時は安定してるのに左足が前だとフラついて身体を支えられない
ということも発覚しました。
原因は、前にした左足に乗ろうとするときに上体が左に傾いているから…
自分で思っているより右に傾ける感じにしないと実際には真っ直ぐじゃない。
腕を上げるときのちょっとした違和感も上体の傾きだったのかも…
身体って繋がってるんだな…と実感しました。
上体の傾きを直していくためにやっていくこと…
膝をゆっく曲げながらのスクワット…といっても筋トレみたいなものじゃない。
上体を真下に下ろしていくにはどこを意識したらいいのかを考える…
私が感じる感覚を細かく確認してくれて、意識しやすい方法を探し出してくれます。
上に伸びるときも傾いてしまうことも見つけてくれ、同様に
私が意識しやすい方法を考えてくれます。
自分で身体の細かい部分を意識して、それによって変わってくるのが実感できる…。
納得しながらのリハビリ時間はとても有意義でした。
そして、細かいことを意識するには必然的に動きがゆっくりになります。
家の中でゆっくり歩く練習するのが何よりも難しい…
歩くって本当に難しい…そう思いながら練習してると
何も意識しないで歩けるのって本当に凄いことなんだと改めて思います。
公園でも歩く練習は毎日やってますが、
前よりも随分とゆっくり歩くようになりました。
意識することがたくさんあって…でも細かいことを
ゆっくりの動きの中で確認していると時間が経つのはとても早い。
結果的に長く歩けるようになってきた気がします。