白杖ユーザー

身体のこと

少し前に、身体障害者手帳の申請をして手帳が交付されました。
申請したのは、視覚障害(同名半盲)だけです。

まだ手足もリハビリ中で身体がしっかりしていない状態だし
見えにくいことで外を歩くには怖いと感じることも多いです。
そのため、白杖を使用することにしました。

白杖を使っているのは、全盲の人だけじゃないってことは何となく知ってましたが、
あまり詳しいことは分かっていませんでした。

少し調べてみると、視覚障害があれば等級は何級であっても持つことは出来るようです。
届出も特に必要ないことを確認しました。
だからって、障害がないのに使用することは違法らしいですが。

道路交通法では、以下のようになっていました。

【第十四条】
 目が見えない者(目が見えない者に準ずる者を含む。以下同じ。)は、
 道路を通行するときは、政令で定めるつえを携え、又は政令で定める
 盲導犬を連れていなければならない。


白杖は、目的や役割の他に形も色々あるようで…
真っ直ぐなイメージしかなかったけど、身体を支えることも必要な人用に
T型の形をした白杖もあります。

代表的なものが、

・シンボルケーン(IDケーン)
周囲の人に自分が視覚障害者であることを知らせるために使う

・ロングケーン
歩行の際に一歩先の障害物を把握するための白杖

・サポートケーン
身体を支えるための白杖


今の私は、サポートケーンを使っていますが、目的としては シンボルケーンに近いです。
身体がしっかりしてきたらシンボルケーンに変えたりすることもあるのかもしれません。

また、道路交通法には

 目が見えない者が…杖を携え、若しくは同項の規定に基づく政令で定める
 盲導犬を連れて通行しているときは、一時停止し、又は徐行して、
 その通行又は歩行を妨げないようにすること。

という運転者側のことや、


 目が見えない者以外の者…は、政令で定める杖を携え、
 又は政令で定める用具を付けた犬を連れて道路を通行してはならない。

ということも定められているようです。

運転免許を取ったときに、こういうことも勉強したのかもだけど…覚えてない。
そして、今まであまり気にしてなかったと思います。

白杖じたいのことも、白杖を持っている人がどういう状態なのかということ、
どういうことに困ったりしているのか…

まだ少しだけだろうけど知れたことは貴重なことだと思います。

自分の身体がこうなってしまったから知ったこと…
こうならなかったほうが良かった…
というのが正直な気持ちだけど。。。

見えづらいことは、この先も変わらないだろうけど、
身体がしっかりすれば白杖を持たなくても怖くないし平気~
っていう状態になるかもしれない。

白杖も卒業できるように頑張っていきます。