小さな決意、決断、決心…

思うこと

脳梗塞を発症して5ヶ月入院して…

退院してからも5ヶ月が過ぎました。

ずっとリハビリを続けているけど、やはり回復の度合いというか速度というか…
それは、入院していた頃のほうが良かった、ということは否めません。

一般的に、発症から2〜3ヶ月くらいがイチバン回復の伸びが良いと言われているようで、
確かに自分もそうだったと思います。

でも、退院して維持期と言われる期間に入ってからも回復が止まった感じはないし、
少しずつでも変化してきたという実感もあります。

これからもリハビリを続けていくのはもちろんなんですが、
回復の速度なんかを考えると、このままでいいのかな…と悩んだりもします。

まともに歩くことが出来ないと自由にどこかに出かけたりすることさえ厳しい…
それが何よりも辛く感じてきました。。。

いつまで続くんだろう…
頑張っても頑張っても見えてこない…

病気を発症して動けなくなったとき、
こんなことも出来ないんだ…
と思ったことがたくさんありました。

退院して新しい日常生活が始まって…
ここから出来るようになったこともありますが、まだまだだと思うこともあります。

今イチバン思うのは、

『結局は歩くことが基本なんだな…』

ということです。

仕事をするために職場に行ったり、遊びに行く、買い物に行く…
歩けなければどこにも行けないし、
着いてからも一歩も歩かないなんてことはありません。

目的地まで地下鉄やバスなど乗り物に乗ることもありますが、
何かに乗ることだけ出来れば目的地に行けるわけじゃなく、
駅までや駅から目的地まで歩くことになります。

歩くことが難しければ、目的地に辿り着けないし、
着いたとしても、そこで行動することが難しかったりします。

そして、その歩くことが充分に出来ないと危なかったりするし、
少し歩いただけで動けなくなったりしたら何もできません。

結局は何をするにも、足が弱々しいとかすぐ疲れてしまうとか意識しないで
ラクに歩くことが出来なければいけないんだな…と思います。

入院中は、そこで生活していく環境が既にあって、
リハビリしていく環境も用意されていたので
それに基づいて過ごして退院することができました。

退院して、随分と変わってしまった身体で新しい日常を過ごして…
自分で家の中の環境を少しずつ整えて日常のペースやリズムを作りつつ、
利用できる制度の中でのリハビリを検討して、
実際に利用していく中でどういうものなのかを知って、
この先どれくらい利用できるのかなども分かってきて…
そして新たに不安や悩みも出てきて…

色んなことを考えたり思ったりしてきたけど、
この先やりたいことや、こういう身体になっていきたいということも含めて…

ここにきて、リハビリを続けていくことに対して、
もっと自分の気持ちや考えをしっかり改めていかなければいけないんじゃないか
と思うようになりました。

そして、漠然としてるけどちょっとした決意や決断をしました。
(具体的に書くほうがいいのかもしれないけど…)

脳卒中の発症から回復までは、
急性期(発症〜2週間)、回復期(発症~約6ヶ月)、維持(生活)期…
といわれていますが…

私だけの勝手な段階というかペースというか…

それでいくと、

入院中が第1期、退院してからの約6ヶ月が第2期だとしたら、
ここから第3期という感じでしょうか。

小さな決心や決断かもしれないけど、第3期を過ごしていく中で、
それがどのくらいの期間になるのか分からないけど…
この先の成果に繋がっていくように…

改めて頑張る決心をして、気持ちも新たに進んでいこうと思っています。。。